2021新年度に向けてのご挨拶

2021123

石岡アセンブルFC 保護者各位

新年度に向けてのご挨拶

 

立春の候、時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。

みなさまにはいつもクラブへの応援・ご協力をいただき、誠にありがとうございます。

 

2020年度の活動も残りわずかとなりました。2020年度は、新型コロナウイルスの影響により、4、5月の活動自粛の時期や様々な場面でみなさまには大変なご迷惑をおかけいたしました。しかし、6月の自粛解除後には活動をスタートすることができ、多くの方々のご理解ご協力をいただき感染対策を講じながら活動を継続することができました。本当にありがとうございました。この場をお借りして厚く御礼を申し上げます。

 

特に、保護者の方々にはクラブでの活動に際し、多大なるご協力をいただき、試合ではいつも会場でのあたたかい応援をいただきました。クラブにとってとてつもなく大きなサポートです。保護者の方々にはコロナ禍による会場利用の規定が増える中で、会場での観戦マナーや応援マナー、施設や駐車場の利用を徹底していただき、心より感謝いたします。毎年、他クラブのスタッフの方々からも、「石岡アセンブルの保護者の方々の観戦マナーはすばらしいです」とお褒めの言葉をいただいております。保護者の方々にもすばらしいクラブの伝統をつくっていただいています。

 

石岡アセンブルFCは、クラブが設立されてから2021年度で16年目を迎えます。クラブを運営してきた15年間の中で、2020年度は、今までにないほどの過酷なシーズンでした。これまでの当たり前であった、「サッカーする」が当たり前ではなくなってしまったからです。しかしながら、そういった情勢のなかで、「サッカーとは自分たちにとって何なのか」を改めて考えさせられたと思います。そのような中でもグラウンドに出れば、このような情勢にもかかわらず不平不満を漏らさずに、リーグへ向け、試合に向け、トレーニングに取り組む選手たち。この状況を嘆き、腐る選手はひとりもいませんでした。本当に誇らしく思います。これからも石岡アセンブルFCは、選手たちの情熱を注げる場所になるように、サッカーを通じてのたくさんの出会いと学びと成長の場となるように、石岡アセンブルFCがみなさんの誇れるクラブになるように、精進していきたいと思います。

 

さいごに、クラブ設立の”16目ということで、こちらのストーリーを。

”16といえばレオナルド・ダ・ヴィンチが『モナ・リザ』を完成させるにかけた年月でもあるそうです(モナ・リザは最終的には未完という話もありますが)。ダ・ヴィンチはモナ・リザの制作を開始してから描いてはやめるを繰り返したのち、途中で制作を放置して、他のあらゆる研究をしていたようです。そのなかで、球面を照らす光の研究、光学の実験を行っていました。その後、晩年になると放置していた制作途中のモナ・リザの絵に再び筆を入れました。モナ・リザの制作を放置して行っていた光学の研究のおかげで、その絵画に立体感を生み出すことができ、後世に残る作品を描くことができたのだと。

絵画を描くことだけに着目すれば、ダ・ヴィンチがした光学の研究は寄り道であり、絵画の批評家から言わせれば明らかに「余計なこと」でした。しかし、その「余計なこと」のおかげで、後世に残る世界で最も見られた絵画を描くことができたのです。「余計なこと」がクリエイティブなオリジナリティを生み出した偉大な例です。

 

コロナ禍によって、なかなかグラウンドに立てない時期もありました。もしかしたら、今後もあるかもしれません。しかし、サッカー選手にとって、グラウンド内には落ちていない学び、いわゆるサッカー以外の「余計なこと」が、いつかグラウンドにいる自分を助けてくれるかもしれません。14歳、15歳、何を学ぶにも遅すぎることはありません。学びをチャンスに、チャンスを学びに。選手たちの16年後の人生に期待して。

 

2021年度も引き続き、応援、ご協力をよろしくお願いいたします。

石岡アセンブルFC

代表 飯田 秀正